@浚渫土を揚土する設備 A固化材を撹拌・混合する設備 B処理土を圧送・打設する設備 が装備されており、1隻で揚土、固化処理から圧送・打設ができます。軟弱浚渫土に固化材等を添加混合することで、所定の強度や流動性を確保して、港湾・河川の浚渫工事から発生する軟弱土砂を埋立材や護岸の裏込材として有効利用が可能である。
「扇鶴」は、浚渫土に固化材を混合・撹拌することで、強度と流動性を有する固化処理土を製造し、所定の場所に打設するプレミックス船である。固化処理土の処理能力は公称400m3/hであり、大規模な工事にも対応可能である。 本船は、旋回範囲内であれば打設位置を自由に調整可能なディストリビュータ(リーチ30m)を2基装備しており、狭隘な現場や頻繁に移動が発生する現場で威力を発揮できる。